パブリック辞書を確認する
パブリック辞書は、チーム全員で共有できる辞書機能です。組織内の専門用語や社名などを一度登録すれば、メンバー全員が正確に文字起こしできるようになります。
パブリック辞書のメリット
- 一度の登録でチーム全員に適用:管理者が一度登録すれば、全メンバーが同じ精度で音声認識できます
- 複数端末で利用可能:PC でも iPhone でも、ログインするだけで同じ辞書が使えます
- メンバーの作業負担軽減:個人ごとに辞書登録する手間が省けます
- 表記の統一:組織内の文書で同じ用語の表記が統一されます
パブリック辞書の確認方法
1. 辞書の管理を開く
メニューボタンをクリックし、「辞書の管理」を選択します。

2. 確認したいパブリック辞書を選択
辞書のリストから確認したい項目をクリックします。 (例:「共通」辞書)

3. 辞書内容の確認
選択したパブリック辞書に登録されている単語の一覧が表示されます。 各単語の「表記」と「読み」を確認できます。

ヒント: 会議や打ち合わせの前に、関連する用語がパブリック辞書に登録されているか確認しておくと、スムーズに文字起こしができます。
パブリック辞書のカテゴリ例
組織によって異なりますが、一般的に以下のようなカテゴリのパブリック辞書が用意されていることがあります:
- 共通辞書: 組織全体で共通して使用する単語
- 製品辞書: 自社製品や取り扱い製品の名称
- 顧客辞書: 取引先や顧客の名称
- 業界辞書: 特定業界の専門用語
- 部門辞書: 特定部門で使用される専門用語
パブリック辞書が見つからない場合
必要な単語がパブリック辞書に存在しない場合は、以下の対応をご検討ください:
- プライベート辞書への登録: 個人的に使用する場合は、プライベート辞書に登録する(「独自の単語を音声認識させる」参照)
- 管理者への依頼: 組織全体で使用する重要な単語の場合は、管理者に登録を依頼する
パブリック辞書活用のコツ
1. 使用前に確認
音声入力で特定の専門用語や固有名詞を使用する予定がある場合、事前にパブリック辞書に登録されているか確認しておくと安心です。
2. 有効/無効の切り替え
必要に応じてパブリック辞書の有効/無効を切り替えることができます。詳しくは「辞書の有効と無効を切り替える」をご参照ください。
3. 複数辞書の併用
プライベート辞書とパブリック辞書を併用することで、より正確な音声認識が可能になります。
よくある質問
Q: パブリック辞書に単語の追加をお願いしたい場合はどうすればよいですか?
A: 管理者に連絡し、パブリック辞書への単語追加をリクエストしてください。管理者は必要に応じて Excel にまとめて弊社に登録作業を依頼します。
Q: パブリック辞書とプライベート辞書で同じ読みの単語が登録されている場合、どちらが優先されますか?
A: 基本的にプライベート辞書の登録が優先されます。ただし、各辞書の有効/無効設定によって挙動が変わります。
Q: パブリック辞書はどのくらいの頻度で更新されますか?
A: パブリック辞書の更新頻度は組織によって異なります。更新情報については管理者にお問い合わせください。