おまとめモード(標準)
おまとめ忍者では、様々な用途に合わせた複数のおまとめモードが用意されています。このページでは、標準で提供されている 3 種類のおまとめモードの特徴と使い分け方をご紹介します。
おまとめモード比較表
| 項目 | ポイント整理 | 簡易会議メモ | 詳細会議メモ |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 入力された文章をポイントに絞った箇条書きと校正文にまとめます | 会議の議事録のフォーマットで入力内容を簡潔に要点のみまとめますTeams, Zoom 等の書き起こしを入力とすることも可能です | 会議の議事録のフォーマットで入力の内容を詳しく記録します発言内容や決定事項を詳細に残し、議論の流れや根拠まで含めてまとめます重要な会議に最適です |
| 用途 | • 日報などのレポート• 自分用のメモ• メールチェーンの要約• 記事やドキュメントの要約• 英文のサマリ作成 | • 短時間または定例の会議の議事録• 簡潔な内容共有が必要な場合 | • 重要な意思決定を行う会議• 詳細な記録が必要なプロジェクト会議• 後で参照することが多い内容の会議 |
入力対応
| 項目 | ポイント整理 | 簡易会議メモ | 詳細会議メモ |
|---|---|---|---|
| 入力文章 | どのような文章も入力可能です | • 音声入力• Teams, Zoom 等の書き起こし• 録音ファイル | • 音声入力• Teams, Zoom 等の書き起こし• 録音ファイル |
| 音声入力(日本語) | ○ | ○ | ○ |
| 音声入力(英語) | ○ (追加機能※) | ○ (追加機能※) | ○ (追加機能※) |
| 音声ファイルアップロード | ○ (追加機能※) | ○ (追加機能※) | ○ (追加機能※) |
| 文字数上限 | 7 万文字 | 7 万文字 | 7 万文字 |
※追加機能は、ビジネスプランおよびチームプラン契約時にご利用いただけます。詳細は料金プランをご確認ください。
出力形式
| 項目 | ポイント整理 | 簡易会議メモ | 詳細会議メモ |
|---|---|---|---|
| 出力形式 | • ポイント:入力の文章のポイントをピックアップして箇条書きにします• 校正文:入力内容を保持しつつ、話し言葉の言い回しを読みやすい様に編集します | 議事録のように参加者、概要、議題、アクションなどの基本情報を簡潔にまとめます | • 参加者情報:すべての参加者名とロールを詳細に記録• 議題と議論:各議題の詳細な議論内容と結論• 決定事項:合意された内容の詳細• アクション:担当者、期限、内容を具体的に記録• 補足情報:重要な発言や資料の参照情報なども含む |
| 英語出力 | ○ (追加機能※) | ○ (追加機能※) | ○ (追加機能※) |
| 注意事項 | 参加者情報が文章中に含まれていない場合、表示されません | 発言者が「発言者 0」等で表記された状態では、正しい氏名が表示されません。会議の冒頭で参加者の自己紹介を含めるか、事前に置換してからまとめ処理を行うとより正確な議事録になります |
入力内容を保持したモード切り替え
おまとめ忍者の便利な機能として、一度入力した内容はそのままに、異なるおまとめモードで再処理することができます。これにより、同じ書き起こしや入力テキストを様々な形式で整理することが可能です。
活用例
-
会議の多角的な記録
- 会議の音声を「詳細会議メモ」でまず記録
- 同じ内容を「ポイント整理」で要点のみ抽出して簡潔な共有資料を作成
-
目的に合わせた出力形式の選択
- 録音した内容を一度入力したら、出力形式を変えて異なる目的に活用
- 例:営業報告を「詳細会議メモ」で詳細に残しつつ、「ポイント整理」で上司への報告用資料も作成
-
最適な形式を探す
- 入力後に複数のモードで試し、その場で最も適した形式を選べる
- 再入力や録音のやり直しが不要で時間を節約
モード切り替えの手順
- 音声入力または文字入力で内容を入力する
- 画面中央部のおまとめモード選択から別のおまとめモードを選択する
- 「文章をきれいに」ボタンをタップして再処理
- 新しいモードでの出力結果が表示される
この機能により、一度の入力で複数の用途に対応できるため、効率的な文書作成が可能になります。
モードの選び方とコツ
ポイント整理
このモードは以下のような場合におすすめです:
- 日報や報告書: 一日の活動や成果を簡潔にまとめたい
- 個人的なメモ: 会議やミーティングで取ったメモを整理したい
- 長文の要約: 長い文章やメールの内容を短くまとめたい
- キーポイントの抽出: 話し合った内容から重要な点だけを抜き出したい
活用のコツ:
- 要点を明確にするために、重要なポイントを強調して話す
- 箇条書きにしたい内容は「1 つ目に~、2 つ目に~」と順序立てて話す
- 文章をきれいにする際は、主要な論点から話し始める
簡易会議メモ
このモードは以下のような場合におすすめです:
- 通常の会議: 一般的な議事録形式で会議内容をまとめたい
- 短時間の打ち合わせ: 30 分程度の短い会議の要点をまとめたい
- 定例会議: 毎週行われるような定例会議の記録を作成したい
活用のコツ:
- 会議の冒頭で参加者の名前を明示的に述べる
- 議題ごとに「次の議題は~です」と明確に区切る
- 決定事項やアクションアイテムは「これを~さんにお願いします」などと明確に述べる
詳細会議メモ
このモードは以下のような場合におすすめです:
- 重要な会議: 詳細な内容を記録しておきたい重要な会議
- 長時間の会議: 1 時間以上の長い会議の内容を漏れなく記録したい
- 複雑な議題: 複数の議題や詳細な議論がある会議
- 公式な議事録: 正式な議事録として利用する場合
活用のコツ:
- 発言者ラベルを実際の名前に置換してから処理すると、より読みやすい議事録になる
- 議題ごとの区切りを明確にして話す
- 決定事項や次のアクションを明確に述べる
- 日時や場所などの基本情報も冒頭で述べておくと、より完成度の高い議事録になる
よくある質問
Q: 複数のモードを組み合わせて使うことはできますか?
A: モードはいつでも切り替えられます。例えば、まず「詳細会議メモ」で全体をまとめた後、「ポイント整理」モードでハイライトだけを抽出するといった使い方も可能です。入力内容はそのまま保持されるので、何度でも異なるモードで処理し直すことができます。
Q: 入力内容を保存してから別のモードで処理することはできますか?
A: はい、可能です。一度入力した内容は、異なるおまとめモードを選択して再処理することができます。入力データを再度用意する必要がないため、様々な形式での出力を効率的に試すことができます。
Q: モードによって処理時間は異なりますか?
A: はい、一般的に「ポイント整理」が最も早く、「詳細会議メモ」が最も時間がかかります。処理時間は入力される文章の量や複雑さによっても変わります。
Q: 自分の業務に最適なモードがわからない場合はどうすればよいですか?
A: まずは代表的な 3 つのモードをそれぞれ試してみることをおすすめします。同じ入力内容で異なるモードを試してみると、それぞれの特徴がよくわかります。入力内容は保持されるので、効率的に比較検討できます。